ナスタチウム(2011.11.2)

ノウゼンハレン科の一年草です。和名を、キンレンカと言います。

耐寒性は無く、寒風に当たるとすぐさま溶けてしまいます。
南アメリカが原産地で、ペルーやコロンビアでは沢山自生しているそうで、
そちらでは、多年草として生えているようです。

爽やかな丸い葉と、鮮やかなオレンジや黄色の花が印象的。
花が咲き終わると、小豆大の、クルンとやや歪んだ丸い実を付けます。
その零れ種でも芽吹くのですが、
初夏になり、ホームセンターなどで売られていると、つい買ってしまいます。

枝は、ひょろよろと伸びまくり、ワサワサと茂っていきますので、
どちらかというと地植えがお勧めです。
今年は、鉢植えをしていますが、伸び悩みなのか少々元気がありません。
高温多湿が苦手なので、この雨による悪影響も考えています。

鼻の種を蒔いた中に混じっていたのでしょうか、実生の苗なのですが、
緑色に赤褐色の色をかぶせたような丸い葉が出てきています。
ナスタチウムにも多種有るようで、もしかしたら“エンプレス オブ インディア”かと
鮮やかな赤い花が咲いてくれると信じています。

エディブルフラワーが流行りはじめた頃、サラだのトッピングに使ったものでした。
葉や実がマスタードのような味がして、葉はサンドイッチに挟み、
実は酢漬けにしたり・・・今は、観賞のみです。

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